【出場者インタビュー】「未知への挑戦ー本気で取り組むことの価値を知ったMCJの舞台ー」

鈴木亜月さん

第13回大会決勝進出者。出場当時、神戸市外国語大学3年生。学生団体「LearnBo」の代表を務め、子ども向けイベントの企画・運営に携わる。大学2年次修了後に休学してヨーロッパ・東南アジアをバックパッカーとして旅した経験を持つ。大学2年生からYouTube活動も行っている。


好奇心から始まったMCJ物語

私がMCJに参加したきっかけは、チームがプラン作成で行き詰まったときに声をかけてもらったことです。もともと男の子3人で構成されていたチームに、女性からの視点や流行を取り入れたアイデアの産出、また英語力を生かせるメンバーとして期待してもらえたのだと思います。誘われた際、面白そうだと思ったのが決め手で、せっかくだから挑戦してみようと参加を決めました。


ビジネスへのハードルが下がった瞬間

MCJへの参加がもたらした大きな変化は、ビジネスに対するハードルが下がったことです。マーケティングの知識が全くない状態で参加しましたが、市場調査やターゲット設定なども、実際にやってみるとすべて小さなステップの積み重ねだと気付くことができました。初めての経験ばかりでしたが、新しいことに挑戦するという経験はとても面白かったし、自信にもつながりました。


チームで挑む難しさと個人の葛藤

チーム全員が就活と並行して活動していたため、スケジュールを合わせるのが難しかったです。ミーティングに一人欠けるだけでも作業スピードが落ちてしまうのが難点でした。発表時にプランの魅力を十分に伝えるためには、メンバー全員が共通の理解を持つことが大事なので、認識にズレが起こらないよう何度も話し合いを行いました。

個人的には、何でも一人で抱え込みがちな性格なので、適材適所を意識して他のメンバーに任せることが難しかったです。進捗スピードがずれると、一人で焦ってしまうこともありました。しかし、個人・チーム間の役割を担うことを意識し、信頼関係の構築に努めたことで、皆で最後までやり切ることができました。やはりチームで挑むうえでは、協調性が成功の鍵となってくることを身をもって感じました。


話す力と自信を手に入れたステージ

プランの魅力を伝えるには、まず自分自身が内容をしっかり理解していることが大切だと気づきました。そのおかげで、本番のスピーチで多少英語がもつれても、自分の言葉で工夫して伝えることができました。MCJの緊張感あるステージで得た成功体験が、人前で堂々と話す自信につながったと思います。

大学でも就活の場でも、人前で話した後に「話すのが上手だね」と褒められることが増え、そのたびにMCJでの経験が活きていると感じます。話の構成を意識したり、伝えたいことを言語化する能力、またその大切さの認識は、MCJを通して培ったものだと思います。


次の挑戦者へのメッセージ:本気で取り組むことの価値

MCJの良さは「本気で取り組める経験ができること」だと思います。私自身、大学生活に慣れてきて、何をするにも“こなしてしまう”ようになっていた時期にMCJと出会いました。だからこそ、自分の100%を出して取り組む経験は、なかなか得られないものだということ、本気で打ち込めるものがあるのは素晴らしいことだと実感しました。

なので、大学生活で物足りなさを感じている人や、新しい挑戦を求めている人には、MCJに参加することを強くおすすめします!

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