2022年度大会情報

全国大学生マーケティング・コンテスト(MCJ:MarketingCompetitionJapan)とは?

MCJは、神戸市外国語大学の学生と教職員から成る運営委員会が企画・実施する大会です。2011年の創設以来、今回で11回目の開催となります。

毎年スポンサー企業から提供される発表テーマについて、具体的なマーケティング・プランを作成し、英語によるプレゼンテーションによって競い合います。

この大会を通して、参加学生の分析力、思考力、創造力、企画力、発信力、英語プレゼン力の向上を図るとともに、ビジネス課題解決に実践的に取り組むことによって、地域経済社会への貢献を目指します。


メイン・スポンサー

株式会社能作(企業ホームページはこちら


株式会社能作(のうさく)は、大正5(1916)年創業の富山県高岡市の鋳物(いもの)メーカーです。創業当時は主に仏具、茶道具、花器などを製造していましたが、現在は高い技術に裏打ちされた独自デザインの食器やインテリア用品を中心に、首都圏や関西圏に直営店舗を設けるなど、広く展開しています。


テーマ

台湾・中国市場における錫(すず)製品の認知・売上拡大に向けてのマーケティング・プラン


概要

国内市場での大躍進を経て、次のフロンティアとして台湾・中国への進出を目指す

能作は、4代目社長能作克治氏の下でビジネスモデルを変革し、売上10倍、社員15倍、工場見学者300倍を達成した町工場として一躍有名に、伝統工芸業界を代表する一企業となりました。

伝統的工芸品の良さを残しつつ、デザイン性の高い食器やインテリア用品が若い女性にも人気を博す一方、高岡市(人口17万人)の本社工場の見学者は年間13万人を超え、結婚10周年を祝う錫婚式や伝統的工芸品づくりを体験できる宿泊プランのプロデュース、錫製の医療機器の開発・製造など、伝統産業や錫製品を軸とした多角化も図っています。

このように国内市場で挑戦し続け、大躍進してきた能作が、次のフロンティアとして目指すのが台湾・中国市場です。2020年、台湾LOTAグループとの共同出資によって能作の子会社「能作貴稀金屬股份有限公司」を設立、2022年には、台北にブランドコンセプトストア「能作台灣品牌概念店」をオープンしました。同社の調査によって、海外市場のなかでも中華圏は他国に比べ能作の錫製品との親和性が高いことがわかってきたものの、本格的なマーケティング展開はこれからです。


参加大学生チームを募集

能作のマーケティング・プランを作成・発表する学生チームを募集します。

発表はすべて英語で行い、プラン内容の実効性やプレゼンテーションの完成度を競います。若者らしい自由で大胆な発想で、能作の錫製品の認知度と販売を、台湾・中国市場で拡大するプランの作成に是非挑戦してください。

世界に通用する能力の向上を目指す、意欲的な学生チームの参加をお待ちしています。


・主催
神戸市外国語大学全国大学生マーケティング・コンテスト運営委員会
代表 山口治彦(神戸市外国語大学神戸グローバル教育センター長・英米学科教授)

・共催
神戸市外国語大学

・メイン・スポンサー(テーマ提供企業)
株式会社能作

・特別協賛
荻野正明氏(本学卒業生,フェニックスグループホールディングス会長)

・協賛
神戸市外国語大学消費生活協同組合

・後援
(申請中)ジェトロ神戸,神戸市,神戸商工会議所

・応募資格
日本の大学に在籍する学部生3~4名のチーム(大学間混成チームは不可)

・申込・プラン提出締切
令和4(2022)年11月17日(木)23:59必着

・決勝大会
令和4(2022)年12月17日(土)
於:ANCHOR KOBE(アンカー神戸)
(〒650-0001 兵庫県神戸市中央区加納町4丁目2−1)

・賞金
1位:20万円
2位:10万円
3位:5万円

・大会ルール

1. 「予算限度額」は、1,000万円以内。この金額は、採算や実現性を度外視したプランを防ぐために設定されたもの。審査の際に一定の目安とされるが、限度額内に収まっていることをプレゼン内で多くの時間を割いて厳密に説明が求められるものではない。

2. 参加形式:3人または4人のグループでの参加。プレゼンテーションソフトを使用し、全員が発話・発表すること。

3. 使用言語:英語(質疑応答も英語で行う。審査員からの質問は、一部日本語となる可能性がある。)

4. 発表時間制限: 決勝大会での発表時間は15分以内とする。大幅な時間の不足、超過があった場合には減点となる。タイムキーパーは警鐘を3度鳴らす(13分、14分、15分経過時)。

5. 質疑応答:プレゼンテーション後、5分間の質疑応答が行われる。どの審査員が質問してもよく、どのメンバーが回答してもよい。

6. スライド・演出:発表スライド数に制限はない。スライド内に動画を組み込むのは可(著作権に配慮すること)。BGMの使用は不可。

7. 使用機器:発表に使用するPCを持参すること(HDMIケーブルで会場機器に接続)。

8. 服装:ビジネスのプレゼンにふさわしい服装。

9. リハーサル:当日の進行予定に関しては、後日決勝大会進出者に対して送信する。

10. メインスポンサー(株式会社能作)への直接の問い合わせを禁止する。全ての質問は、大会事務局にメール連絡すること。

11. 事前に学内外の教員や専門家等から指導を受けることを認める。

・審査基準と配点

1. 予選(書類・動画)審査は、内容点のみで審査される(英語力・プレゼン力は、この段階では問わない)。

2. 決勝大会は、以下の4つの基準で審査される(100点満点)。

— 内容(50点)(プランの独自性、創造性、実効性)

— 発表技術(30点)(自信と情熱、英語力、メンバーの連携)

— 視覚資料(10点)(スライドの構成と効果)

— 質疑応答(10点)

・大会SNSアカウント
Instagram: @mcjapan_
Twitter: @mcjapan_

・その他

傍聴自由・無料(プレゼンテーションは英語のみで行われます。)

※メイン・スポンサーから発表チームに提供される事前資料、大会ルール、予選審査及び決勝大会の詳細は、決まり次第随時、大会公式サイト <https://www.mcjapan.org/> にてお知らせします。

※本大会への参加が、スポンサー企業への採用選考に影響することは一切ありません。

※コロナウイルス感染症の状況次第で、大会開催形式を変更する可能性があります。大会公式サイトやSNSをご確認下さい。